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就活パーフェクトガイド【応用編】エントリーシート

エントリーシートは何のためにあるの?

近年、エントリーはインターネットを使って簡単にできるようになりました。多くのエントリー者が集まるようになった企業では、その中から求める人物像に合う学生を効率的に探し出さなければなりません。そこで志望度の高い学生を絞り込み、求める人材を探し出すため、多くの企業がエントリーシートを採用しています。エントリーシートは、言わば「書面上の面接」のようなものです。

企業によってエントリーシートは異なる

エントリーシートは、求める人材にマッチする学生を浮き彫りにするために、今や必要不可欠となっている選考ツールです。大学指定の履歴書では、大学ごとに設問項目が異なり、求める人材を見極めることが難しいため、企業はエントリーシートを独自に作り、相対的判断の材料としています。
履歴書に比べ基本的な個人データの記入は少なく、志望動機や自己PRなどを書くスペースが設けられています。面接前に提出を求められたり、説明会参加時に提出するよう指示が出されたりと、提出するタイミングも企業によりさまざまです。

早めに準備をしておこう

記述式のエントリーシートは作成に時間がかかります。提出時期が集中する4月に焦って記入することにならないよう、事前にベースとなる回答を作成しておくと良いでしょう。そのベースをもとに、必要に応じて加筆・修正するなど、エントリーシートの設問に沿って仕上げると良いでしょう。

内定に近づくためのエントリーシート作成のポイント

具体的なエピソードを盛り込む

抽象的な表現はNGです。例えば「部員を増やすために色々な企画を立案しました」と書くより、「部員50人増をめざし、○○○という企画を実行しました。○○○とは…」と具体的に書くことが大切。特に苦労した話は具体的な結果・成果・評価があるものを選びましょう。「地区○位」など、結果に数字を入れて説得力を持たせるのも効果的です。

「会ってみたい」と思わせる

採用担当者は、数百〜数千というエントリーシートに目を通すことになります。ひと工夫加えた表現や目を引くキャッチフレーズを入れるなど、「実際に会って話を聞いてみたい」と思わせることが重要です。

話のポイントは1つに絞る

アピールしたいことがたくさんある場合でも、できるだけ1つに絞りましょう。いくつも盛り込んでしまうと、一つひとつの内容が薄くなり、結局あなたがどんな人かが分かりにくくなってしまいます。印象づけるためには、1つのことにポイントを絞って文章を組み立てる方が効果的です。

「何をしたか」よりも「なぜそうしたのか」

特別な経験がなくても悩む必要はありません。企業は決して特別な人物だけを求めているわけではないからです。経験したことについて「なぜそうしたのか?」「どんな風に考えたのか?」「結果、何を学んだのか?」など、あなたが感じたことやそのプロセス・結果が大切なのです。

一貫性のある内容にする

エントリーシートが完成したら、一度全体を通して読んでみましょう。全体として内容に矛盾はありませんか?一貫性がないと説得力のないものになってしまうので注意しましょう。

エントリー作成の際ははここに注意

いざエントリーシートを書き始めると、うまくまとまらずに頭を抱えてしまうことがあると思います。自己分析や企業研究、表現力が不足していたりと原因は様々。そんな時は、以下のことをチェックして、もう一度、整理をしてみましょう。

話題がばらばらになっていませんか?

たくさんのことを伝えようとして、話の要素を盛り込みすぎていませんか?限られたスペースの中で、伝えたいポイントをきちんとアピールするためにも、要点を一つに絞り込んで、内容を整理することが大切です。どれも中途半端で伝わらないということがないように、気をつけましょう。

”自分らしさ”が表現できていますか?

企業側は決して、あなたに特別な経験を求めているわけではありません。大切なのは、様々な経験を通してあなたが感じたことや価値観、そこから学んだことなどを伝えることです。そのためには、「なぜそうしたか?」「どんな風にやったか?」「その結果どうだったか?」「それらは自分にとって今後どう生かせるか?」などの視点でまとめていくと良いでしょう。

書き方に工夫はできていますか?

ただ単に文章を羅列していませんか? 少しでも見やすく、分かりやすくするためには書き方を工夫しなければなりません。文章にタイトルをつけたり、強調したいところを太字にしたり、アンダーラインを引いてみたりするなどの工夫をして、見た目のメリハリをつけましょう。全体のバランスを考慮しながらセンスよく仕上げましょう。

記入例を見てみよう

あなたの長所は何ですか?

(1) 【目標を立てて実行することです】
 新しいことに挑戦したいと思い、大学でバスケットボール部に入りました。メンバーは50人中、半数以上が経験者で、初めはなかなか活躍することができませんでした。負けず嫌いな私は、「初心者の中で最初にレギュラーになること」を目標にしました。以来、練習後にはコーチや先輩にどこを改善するべきかアドバイスを求め、誰よりも自主練習に励みました。(2) また、腹筋100回、腕立て50回、スクワット80回を日課にし、体力面でもレベルアップを図りました。
 その結果、2年生の夏に初心者の中で最初にレギュラーに選ばれ、今では試合で得点数ナンバー1を争うまでになりました。
 この経験から、目標に向かいコツコツと努力することの大切さを学びました。(3) この姿勢を忘れず、社会に出ても、目標をしっかり立て、一つひとつの業務に取り組んでいきたいと思っています。

なぜ当社を志望したのですか?

 私は、国内旅行に力を入れている旅行会社に就職したいと考えています。大学4年間で日本全国を周り、その土地へ足を運ばなければ感じることのできない自然の素晴らしさや、各地の人々の温かさに触れ、多くの思い出を作りました。日本人は海外旅行好きと言われていますが、国内にもまだまだ世界に誇れる素晴らしい場所があるということを伝えたいと思っています。
 (1) 数ある旅行会社の中でも、貴社は観光地を中心としたパッケージツアーだけでなく、日本の自然や景色、その土地の歴史などをテーマにした商品を展開されており、その点にとても魅力を感じました。(2) また、説明会での○○さんのお話で、仕事内容がお客様への商品案内、予約手配、添乗業務から精算処理までと幅広く、全てに携わることができると伺ったことにも魅力的に感じました。月に3回以上の添乗をこなしながらデスクワークを行うのは、とてもハードなお仕事だと感じましたが、トータルで旅のサポートができることは、企画力をつける上でも貴重な経験になると思っています。(3) 将来はその経験を活かし、他社にはない、日本の素晴らしさを伝える旅行商品を企画できるようになりたいと思っています。

その他の設問例

自己PRと志望動機の他にも、エントリーシートでよくみられる設問例をチェックしておきましょう。

今までに直面した最も困難だったことは何ですか?
○○年後、あなたはどうなっていると思いますか?
今あなたが最も関心のあるニュースは何ですか?
(フリースペースに)あなたのことを自由にアピールしてください。
当社のイメージを教えてください。
学生時代に最も力を注いだことは何ですか?

提出する際の注意点

締め切り直前の提出はNG!

人気企業になると、締め切り前に多くのエントリーシートが殺到するため、早い段階で届いたものに比べ、時間をかけて読んでもらえない可能性があります。
またエントリーシートの先着順に選考を行う企業もあります。企業によっては締切日を何回かに分けていますが、できるだけ第1次締切日までに提出するよう心掛けましょう。

提出前に必ずコピーをとろう!

面接では、提出したエントリーシートを参考にしながら質問されます。面接前に見直せるように、提出前に必ずコピーをとっておきましょう。
Web上でエントリーシートを提出する場合も、何を書いたか忘れないよう、提出前に作成した文章を保存しておくようにしましょう。

事前に第三者にチェックしてもらおう!

完璧に仕上げたと思っていても、他人の目から見ると、気づかなかった視点から指摘を受けることがあります。選考でエントリーシートを見るのは、もちろん自分ではなく他人の目です。友人や家族の意見を聞いたり、キャリアセンター(就職課)で添削してもうなど、第三者の目でチェックしてもらいましょう。

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