さまざまな就職活動 Q&A

地元に支社や支店がある企業に対して、Uターン就職の希望を伝えた場合、勤務地を配慮してもらえるのでしょうか。

企業によって異なるので、選考段階で希望を伝えておきましょう。

企業によって異なります。地元に拠点があるからといって、Uターン就職ができるとは限りません。一般職や地域限定採用でない限り、基本的にどこに勤務するかは企業に委ねられます。ただし、企業によっては希望も検討材料の1つになる場合があるので、選考段階で希望を伝えておくと良いでしょう。また、もし地元で勤務することになっても、転勤などで地元に長く勤務できない企業もありますので、あなたのライフプランと合わせて検討する必要があります。

結婚・出産・育児といったまだ実感のわかないことと、仕事を合わせたライフプランを考えながら就職活動を行うのは難しいと思うのですが。

まずは自分に合った働くスタイルを見つけ、それからしっかりとライフプランを考えましょう。

まずは、自分に合った働くスタイルを見つけましょう。自分はどのように仕事がしたいのか、さらにはそれに結婚・出産・育児との関わりも合わせて考えてみましょう。たしかに結婚や出産は先のことなので実感がわきにくいかもしれません。しかし、自分のライフプランとして、どのような位置づけで仕事をしたいのかなどを考えておく必要があります。あまりイメージができない場合は、身近な人に話を聞いてみましょう。最近は、多くの企業で女性が活躍できる制度が設けられています。さまざまな情報を収集し、自分に合ったライフプランを考えてみましょう。

女性が働きやすい企業って、どんな企業ですか?

客観的に確認しやすいのは、出産・育児休業制度を利用し、その後職場に復帰した女性社員が多い企業。

女性が働きやすい企業かどうかを判断するポイントとしてまず挙げられるのが、「結婚・出産しても働き続けられる環境かどうか」ということ。これは、出産・育児休業制度が存在するというだけでなく、実際に育児休業を取得し職場に復帰した女性社員が多いことが重要です。また、女性管理職の割合・人数が多いかどうかも、女性が働きやすいかどうかを見極める視点の一つになります。

公務員や教員をめざしながら、民間企業への就職活動を行うことは可能でしょうか。

多くの努力が必要です。大変難しいことだと考えてください。

公務員や教員をめざしながら民間企業への就職活動を行う場合、選考の時期や内容が異なるだけでなく、各採用試験の勉強時間を確保する必要があるなど、多くの課題をクリアしなければなりません。しかし、スケジュールをうまく管理すれば、両立は不可能ではありません。早い段階からきちんと確認し、併願のシミュレーションを行っておきましょう。