留学生採用の現状

日本企業に就職する外国人留学生の数は、令和2年・3年は減少に転じたものの、10年前から比べて3倍を超えるなど、大きく伸長しています。就職活動全体でも売り手市場が続くなど好材料は多いものの、留学生に限らず、努力なしに就職するのは厳しいことも事実です。昨今、外国人採用の企業増加に関するニュースを聞く機会も増えてきました。その要因の一つとして、日本企業の国際化が考えられます。大手企業だけでなく、中小企業も事業の海外展開を図り、その戦力として留学生を積極的に採用しようとする動きが活発になっています。

就職先の職種

留学生の採用職種で最も多いのは、「翻訳・通訳 」(17.1%)、次いで「企画事務(マーケティング・リサーチ) 」(7.6%)となっています。