外国人留学生にとって、日本語で出題される筆記試験や適性検査は「難関」といえます。
問題集を買うなどして、事前にしっかりと対策をしておきましょう。
筆記試験や適性検査の形式は企業によってさまざまですが、多くの場合、学生の基礎的な学力や適性を把握し、応募者を絞り込むことを目的に実施されます。出題される問題の難度はそれほど高くありませんが、日本語で出題されるため、苦戦する留学生もいるようです。筆記試験・適性検査を通過しなければ次の選考に進むことができません。どのような種類の試験があるのか、またその出題傾向について事前に研究し、しっかりと試験対策に取り組んでおきましょう。
国語、数学、英語、理科、社会など、基礎的な知識を問う問題や、社会、文化、政治、経済、スポーツなどに関する時事問題などが出題される試験です。企業は、入社後に日常の業務をスムーズに進めるための基礎学力や社会への関心度について判断しています。
制限時間内に指定されたテーマと文字数で論作文を作成する試験です。企業は「自分の考えを持っているか」「それらを文章にして表現することができるか」「論理的に物事を考えることができるか」などを判断します。
適性検査とは、業務や職務を遂行する能力と職務適性を判断するための検査です。
「能力検査」と「性格検査」から成るマークシート方式による総合適性検査です。
導入している企業が非常に多いことが特徴です。
暗算・法則性・命令表・暗号解読の4種類の能力テストと性格テストによる、コンピュータ職としての適性を診断する検査です。
他にもGABやIMAGES、クレペリン検査など、さまざまな適性検査があります。それぞれに特徴があるので、検査を受ける前に一度は練習問題を解いておきましょう。