面接の質問は、本人の理解力や対応力・柔軟性を試していることが多くあります。問われている内容に必要かつ十分な内容で答えることが最も重要となりますので、例え短くても要点を押さえていれば問題ありません。職種によっては会話力を重視している企業もあります。面接官は年上・未来の上司ということを念頭に敬意と尊重をもって、尚且つ友人や家族と会話するときのように自分も相手も楽しめる話し方ができれば文句なしです。
質問内容や面接形態によっても異なります。質問の意図を汲み取り、短い言葉で回答できるなら簡潔に、きちんと説明する必要があるならば丁寧に回答しましょう。面接は一問一答で終わるのではありません。面接官は「なぜ?」「どうして?」と深堀り質問をし、会話のキャッチボールをしながらあなたの“素”、“本気”を知りたいと思っています。自分の人柄、人間味というところも伝わるようなやりとりができればより良いですね。
話す長さはケース・バイ・ケースで正解というものはありません。問われている事柄に必要かつ十分な内容で答えることが最も重要で、質問のされ方や面接官の表情、その場の雰囲気に応じて、適度な長さで話すようにしましょう。誰でも、友人や家族との会話の中で無意識にその場の空気を読み取り、それに合う長さで話しているものです。あくまでも面接は対話であるということを意識しましょう。