その業界全体の業績が下降しているからと言って、志望される企業の業績が下降しているとは限りません。企業独自の培ってきたノウハウや取引先にも関わってきますし、志望される企業を見て判断すべきだと思います。また、逆にその業界の業績が良いからと言って、その企業が良いとは限りませんが…。
業績の悪化が景気後退による一時的なものか、或いは市場自体が縮小しているのか、過去の業績の推移や将来のビジョンなど、様々な角度で業界を研究することが必要です。
一概には言えませんが、業績の下降が一時的な現象なのか、継続的な状況なのかによって大きく異なります。現在は業績が悪いとしても、数年後に大きく飛躍する企業もあるでしょう。企業の業績は、景気の動向によってかなり左右されますので、大学のキャリアセンター(就職課)などに相談してみるのも良いでしょう。また、説明会への参加や会社訪問を行い、自分の目と耳で企業を確かめることも大切です。